恒常化しつつある異常気象。
大災害で被災された方々の心情はいかばかりかと心が痛む。
災害には至っていないものの
春先からの猛暑から一転、この長雨と日照不足から
桃の主生産地である一宮でも果樹にかなりの被害が及ぶ事が懸念される。
我が庭の桃は落果したり腐ってカビだらけになったりで壊滅状態、
それでもほんのり甘い未熟の桃を食い散らかした動物の痕跡があり、
へばり付いているクワガタがいるので、
腐ってカビた桃だけ捨てて放置している。
毎年楽しみにしている裏庭のソルダムも今年はそもそも実を付けていない。
裏庭はキウイ畑の我が家側にソルダムが植えられているのだが、
今年は(今年からは?)栽培放棄したらしく、
地表面は雑草に覆われ地上からは樹上に大きくクズが葉を広げて侵食し、
もはやソルダム本体がクズに覆われてようとしており、
地表の雑草間の至る所に獣道のトンネルが散見される。
この畑の地続きの梅林も3年程前から手入れ放棄され荒れ放題。
春にピンク色の花を咲かせPV撮影の美しい背景となっていた前面の桃畑は、
花後、急に全ての桃の樹が伐採され放置され放置されたままなので
こちらも丈高い雑草に覆われてしまっている。
元々の生産者の高齢化の影にコロナ禍も拍車をかけているのかもしれない。
そんな訳だから、元々の雑草に加え、
野生動物に付着して運ばれた種から厄介な雑草が我が庭にも侵入繁茂し始めている。
最も厄介な雑草はアメリカセンダングサである。
昨夏は忙しいのと相まって猛暑だったので除草に手が回らないせいもあり、
周囲の耕作放棄の荒地化の影響で除草しても一向に追いつかない。(嘆息!)
そんな中でブラックベリーだけが元気に育っている。
これもアメリカセンダングサと同じくアメリカ原産で、
放っておくと瞬くうちにジャングル化して繁茂する強力な生命力の植物らしく、
管理出来なければ植えるべきでない植物と注意書きされるほど野生的。
このところ毎日50個程収穫できるので蜂蜜をまぶして冷やしておき
そのまま食べたりヨーグルトやアイスにトッピングしている。
我が家の他の果実が望めない今年、
ブラックベリーは抗酸化作用があり免疫力アップの効能があるらしいので
コロナ予防のためにこの時期に有難いが、
最盛期には毎日100個〜200個となると冷凍庫がこれで満杯になってしまう。