このところ夕焼け・朝焼けが美しい。
朝夕の寒暖差が大きく、それゆえフルーツ王国の甲州盆地にある上、
乱高下する気温差に体温調節が付いていかない今日この頃です。
春〜夏〜初秋にかけての雑草との戦いも
ようやく終わりが見えかけてきた。
とはいえ、それは雑草達が子孫繁栄の天文学的な種を撒き散らすシーズンな訳で、
2mはゆうに超えて繁茂したアメリカセンダングサやセイタカアワダチソウの北米種に加え、
耕作放棄された梅林の樹上に覆いかぶさった葛の大葉に誇らしく咲き誇る赤紫の花と種見るにつけ
雑草の種の保存繁栄のDNAパワーに圧倒される(毎年の事なのだが)
岩場や草刈りのしずらい部分だけで使用を控えていた除草剤を
今年はやむを得ず庭にも使用したので空ボトルが6本になった。
庭の一部とはいえ300ℓは噴霧した計算になる。
光合成を阻害するホルモン剤なので生物への影響は無いというが
噴霧すると昆虫達は急いで逃げてゆくので、やはり気をつかう。
草刈り機もかなりの重労働だけど、
薬剤噴霧もレンコートを着てマスクしたりでサウナスーツ状態だから
これも見た目より重労働で2時間以上は無理ムリ!
疲労度MAX
除草剤はどこまで撒いたか当初はわかりずらく
7〜10日位して黄変して徐々に枯れ始める。
枯れると一面が茶色になるのでなんだか気まずい印象なのよね!
ところが、またしばらくすると、
“敵もさるもの”で、新たな雑草が「ごきげんよう」と芽吹き
あっと言う間に緑色のグランドカヴァー!!!
今、我が庭は赤色のフレンチマリーゴールドに色とりどりのジニア
紅白のコスモス、赤オレンジの大天神菊が野生化して絡まりながら咲き、
季節外れの木蓮や紫陽花までもが咲いている。
除草剤を撒いて一旦は土が見えていた所には
春の野草、クローバー、ナズナ、ホトケノザ、矢車草、ポピー、オオイヌノフグリが繁茂しており
ホトケノザやナズナは花まで咲き矢車草も蕾をつけているのだ。
雑草恐るべし!
天晴れ雑草魂!
ところで、いつも思うのだが
オオイヌノフグリという和名は何とかならないものだろうか?
青くて可愛らしい好きな野草なのに可哀想
英名だと“birds eye” 学名だって“ベロニカ”なのに
アンマリだと思う