コート・ドールの風
お彼岸に墓参りに行く途中、 横浜で坂脇さんと会ってお茶することになったので、 「1000円でトレビアンなワインライフ」という 宝田久人のブルゴーニュのワイン紀行文の載った10年前のフリー冊子と共に、 そのコート・ドールを徒歩旅行した2006年もののワインを差し上げたら面白かろうと思って 前夜、地下のワインの中から一所懸命2006年もののピノ・ノワールを捜したが、 なかなか見つからなかった。...
View Articleお作品の発掘!
猛暑からの、変則的な四季の移ろいだが、 朝夕、急に寒くなり、あわてて重ね着をしたりしている。 庭のモクレンは春から夏中から今も咲き続け、 梨はアッという間に終わってしまい、 今は、すでに富有柿が変な熟し方をして、こちらも終わろうとしているし、 なんだか変な異常な季候である。 それでも、コスモスが咲き乱れ、明日からは10月! アッという間に時が流れ、もう、今年の残りの日々を数えるような・・・...
View Articleそんな日が確かにあった!
ススキの穂先が風になびき、雲間に月宿る中秋。 急な寒さに、一気にストーブの暖かさが恋しい夜である。 先日、ライティングデスクを移動してもらったので、引き出しの整理などをしており、 手帳類を移し替えていると、その中にブルゴーニュ・台北日記があった。 2006.9.10~10.5とある。 私自身は、日記なんて、書く暇も、読み返すこともないわと思って過ごしてきたが、...
View Article冬に備えて
昨日今日と季節外れの夏日ですが、 夜ともなれば、虫の音も、ひっそりと静まり、 早朝の霧が秋の深まりを感じさせる季節。 風にゆれるメヒシバの穂も気になるが、 いよいよ来るべき冬に備えなければ・・・ 家のメンテナンスや設備機器などのチェックや交換なども 計画をたてて、順次考えて進めていかなくてはならない。 3年前には外部木部の再塗装、一昨年は何だっけ?...
View Articleストーブの季節の悩み
いよいよ薪ストーブの季節が到来? 昨日から、1週間ほどは雨つづきの予報で、急に肌寒くなった。 薄手のセーターか、羽織りモノでもすれば良いのだが、 先日、煙突掃除も済んだ事だし、 今夜は、今季初めて、薪ストーブに火を入れてみた。 薪ストーブだけで暖をとる我が家では、 この時期、薪の調達が大問題である。 これは、薪ストーブをやってない人には想像しにくいと思うのだが、...
View Article独立展
展覧会の季節となって、案内状をいただくことが多い。 4枚ほどのDMを持って先日出かけ、 まず、馬車道の能面展を見た後、六本木の新美術館で開催中の「独立展」へ。 「独立展」は、毎年パワフルで大作が多く、作者の気魄が怒濤のように迫ってくるのであります。 作者それぞれが、眼前の作品に思いの丈をぶつけていて、 「私は今、こんな状況なのよ!!」「オレはこう思っているんだゾッ!!!」って、...
View Article勝沼バス停が駐車禁止になって
山梨に対する県外からの評価で、最も多いのは、 「山梨で良いのは景色だけ」という言葉である。 私にとって、ただ一つ有難かったのは、 甲府線の高速バスの勝沼バス停近くに駐車できるスペースがあって、 そこに駐車して東京に向かえることであった。 鉄道が非常に不便で、車がなければ生活出来ない、この地では、 東京に用事があって高速バスを利用せざるをえない人達が...
View Articleカオスを感じに・・・インドへ
薪ストーブの火の世話が日常となり、 赤や黄色の紅葉もすっかり葉を落とし、 眺める景色は、駆け足で冬。 朝には霜が降り始めた。 一年の過ぎ去るのが速い! スーパーには、だいぶ前から正月飾りや鏡餅まで並び、 年賀欠礼のお葉書や、季節のカードも届き始めているのだ。 毎年恒例の「偏陸展」の案内状が届いた。 iPhoneで撮影した写真の拡大展示と、 へんりっくのお正月飾りと、へんりっく味噌の販売で、...
View Article写真の整理
『PEOPLE』のプリント整理のために稲垣さんが来てくれて、 2人で、とりあえず、本のページ通りに1セットまとめることにした。 地域ごとや、掲載誌からの返却、写真集の原稿、80年前後のプリントと、 80年代後半にベセラーの伸ばし機を買った頃に新たにアーカバイル処理したプリント群。 あちこちの袋に入っているものを全部出して、 本と照らし合わせながらの作業。 写真集『人々』は1983年の出版で、...
View Articleインドのコブラ使い
近々、インドに出かけるので、 27才の久人青年の、古い旅日誌のインドのあたりをパラパラめくっていると、 アフガニスタンからカイバル峠を越えて、 1974年11月1日、インドに入っている。 51ヶ国目の訪問国である。 デリーでフィルムを探すが、ロールフィルムは無いし、トライX、イルフォードは入手出来そうもなく、 写真店で、ORWOという東独製の生フィルムを250フィート入手し、薬品も買う。...
View Article幻のシンガー
インドから帰国すれば、師走の街角。 そして、さっそくの薪ストーブ生活の夜半・・・ 出発前に修理をお願いしていたマランツのCDプレイヤーが、 修理を終えて、「コンポの病院」から戻ってきたので、 昨夜は、開閉不良のCDトレイに4年入ったままだった“PIAZZOLLA LOVERS”を 再びトレイに乗せ、98年物のマルゴーの赤を開けて過ごした。 今夜は、間宮貴子の“LOVE TRIP”をトレイを乗せる。...
View Articleブッシュ・ド・ノエル
今夜はクリスマス・イヴ! それで、 サンタさんから贈り物をもらえることになった! プレゼントは、リアルなブッシュ・ド・ノエル(笑) 先日、近くの畑で田口さんが桃の木の剪定をしていたのに出あわせたので、 切った桃の木を薪にもらえませんか?とお声がけしたら、 もっと切るから、軽トラで運んであげるよ、と言ってくれた。 そしたら、今朝、どこに運べばいい?と訪ねてくれた。 「いっぱいだよ。置けるかな?」...
View Article新春の抱負!
薪運びやら洗車でちょっと風邪気味なのだし、 昨日の続きの新年で、どうでもいいやと思ってはみたものの、 ちょっとは変化をつけないとけじめがつかないし・・・ あり合わせだけど気持ちだけでも新春らしく、と思う元旦の朝。 (おせち買ってないから、ほ~んとあり合わせだわぁ~!) 一応、南天をあしらって、 若鮎のアメ煮、自作の伊達巻き、普段どおりの鴨のバストラミ、...
View Article落札しました!
人生初のヤフオク落札! 新年早々の新展開(笑) 元日深夜に、ひょんな偶然から覗いたヤフオクのサイト、 そこで出逢ったワイングラス。 20年以上前から家にあるワイングラスに、 これまた思い出深い1999年もののシャブリを久々に注ぎ、 ウチのグラスにヤフオクの画面を見せてあげると、 ウチのグラスは興奮して鼻を膨らませ、ワインを泡立てているようだった(妄想で~す) 夜が明けかかってきたので就寝したが、...
View Articleアルベール君の不思議
5日、丁寧に梱包されたゆうパックで落札したグラスが届いた。 早速、緩衝材を開いてグラスを見ると、 ほ~!送られたグラスは、ウチのと同じ色かと思っていたら、 ウチのものは、ボウル部分がアイスブルーなのに対し、 オークションのものはセルリアンブルーなのだった。 やはり、何枚も写真が載っていても、 本当のところはなかなか伝えにくいものなんですね! このワイングラスは、とっても珍しいものだと思うのだけど、...
View Articleスーパー満月に思う
画家の新居田郁夫さんから美しい賀状が届き、 達筆な文字で、初春のスーパー満月の輝きについて言及されていたので、 私と同じように、あの満月を仰ぎ見ていたのだなぁ~と嬉しく、 声も聴きたくなったので、電話すると、 変わらぬ柔らかな声が響いてきた。 新居田郁夫さんは永らく真壁町に在住で、アトリエを兼ねた住居は、、 野口雨情が住んでいたという風情ある古い純日本家屋である。...
View Articleホテル・カエサル・アウグスト
アッという間に新月の闇夜も過ぎ、大寒。 冬の寒さも、いよいよ本番である。 月曜には雪の予報もでているし、強烈な寒波がやって来るらしい! このところ、ケチケチせずに薪を心置きなく焚き続けているので、 ストーブの炎が美しい! 完全燃焼しているので、ガラスが煤で汚れることもなく、 屋内全体が遠赤外線で蓄熱されているので、 こうした時の薪ストーブの暖かさというのは、...
View Article雪見の宴
’14年の積雪というほどではないというものの、 関東甲信越に積雪予報が出ていたので、 薪を家の中に多量に運び込むのはもちろん、デッキの薪置き場にも積み上げ、 車にガソリンを入れに行って、食料品を買い足したりして一応の準備。 車も出車しやすい場所に移動する。 積雪もだが、その後の大寒波襲来というのが恐い! そもそも、積雪や凍結のない土地ということで選んだ場所だったが、...
View Articleホテル・カエサル・アウグストのつづき
月も冴え冴えと凍るような激寒波である。 昭和45年?以来の寒さらしい! さてさて、すっかり間があいてしまったが、 カプリ島の、ボートで、“青の洞窟”に行く途中の、 はるか断崖の上を見上げた所にあるのが、ホテル・カエサル・アウグストである。 ハイシーズンの過ぎた港で、パラパラと降りた客たちが思い思いの場所に向かった後、 行く先を決めていない私達に声をかけてきたのが、タクシーのドライバーだった。...
View Articleブラッドムーン
満月に皆既日食が重なるという、 まさにスーパー満月の1月31日の夜空。 塵芥渦巻く人界と隔絶した天空に繰り広げられる 矛盾なき、華麗なる天体ショー! “赤き青い月!” スーパーブルーブラッドムーン! しかし、全容を見届けるには、ヤワな忍耐力には、真冬の夜はあまりに寒く、 ちょっとだけ夜空を見上げて、 あわてて持ち出したコンデジ手持ちの最大ズームで、 ブレブレのブラッドムーンで即ギブアップ!...
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